ログ管理の連携機能を活用

ログは単体で管理するだけでは活かしきれているとは言えません。連携機能を利用して、業務を自動化することが重要です。例えばエラーレベルの深刻なエラーログについては、アラートを発生させて運営者にメールで通知すると、障害対応のスピードが迅速になります。あるいはログのフォーマットを自動的に変換して、別のソフトウェアで扱いやすい形にする、などはよくある例です。
そのようなサービスを有料で総合的に提供するようなクラウドサービスも、既にたくさん登場しています。ウェブコンテンツに流し込むならJSONフォーマットに変換するのがよくあるケースですし、あるいはXMLで出力すると、ポータビリティの高いデータを出力できます。ログのエラーでパッケージをリビルドする方法や、チャットサービスにアラートを流して開発メンバーでエラーを共有するという使い方もあるでしょう。サーバーの設定を自動でアップデートして、サービスの利用者をメンテナンス中ですなどの一時的なページを案内するようにすることもできます。単なるタイムアウトが起きるよりは、メンテナンス中です、と表示される方が、企業にとってイメージが良いことは言うまでもありません。
ちなみに一口にログといっても広範囲なデータフォーマットであり、何もエラーログだけではありません。ソースコード管理システムなどに最新のコードを反映した場合、チームメンバーの活動ログにコミット履歴が残りますが、これをフックして特定のテストを走らせる、などといった使い方もあります。こうした取組みはContinuousIntegration、俗に継続インテグレーションなどと言われており、先進的なチーム開発では常識になっています。
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ログ管理をさまざまなソフトウェアに結びつけることで、これまで人間が手作業で行っていた作業が自動化され、ミスが少なくなります。基本的にチーム開発のミスというものは、ほとんどが人為的なミス、つまり人間に頼ることで起こるものなので、そうした部分の改善は品質の向上に大いに寄与するでしょう。

